社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター
愛育クリニック
NIPT + 胎児ドック
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NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)と胎児ドック(胎児精密超音波検査)はセットで受けるのがお勧めです
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愛育クリニックは東京都港区南麻布にある
昔の愛育病院だった建物です
愛育クリニック NIPTへジャンプ
アクセス
東京メトロ日比谷線 広尾駅より徒歩約8分
都営バス 橋86系統 86系統「愛育クリニック前」下車
港区コミュニティバス「ちぃばす」麻布西ルート
「愛育クリニック」下車
駐車場:クリニック受診の方は、30分100円
(窓口でサービス券を発行してください)
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NIPTとは
妊婦さんから採血して、血中に含まれる胎盤由来のDNA(染色体の断片)を調べて胎児の染色体数の異常を調べる
検査です。
流産の危険性がない安全な検査ですが胎児の染色体を直接調べるのでないので、結果がまちがっていることもある
非確定的検査です。
結果が陰性の場合は、結果がまちがっている可能性は極めて低いといえます(1万分の1以下)。
結果が陽性の場合は、本当に陽性かどうかを確定的検査(絨毛検査または羊水検査)で確認する必要があります。
原理的には、23対(46本)の染色体の数を調べることができますが、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)以外は
検査精度が低く、また妊娠中に流産してしまって実際には生まれてくる可能性が低いため、学会の認定施設では
検査精度が高いこの3種類だけを調べます。
検査精度が低いと、偽陽性(実際は正常なのに検査結果で染色体異常があると間違って判定される)が多くなり
不必要な羊水検査が増えてしまうという問題があります。
愛育クリニックのNIPT
愛育クリニックのNIPTには次のような特長があります。
・紹介状不要
他の病院に通院している方も紹介状無しで受診できます。
Webでご予約下さい。
・学会による認定施設
認定施設一覧はここをクリック
・充実した遺伝カウンセリング
遺伝の専門医である中山摂子出生前診断科部長をはじめ、多くの臨床遺伝専門医や
認定遺伝カウンセラーが在籍しており個室で個別にお話しいたします。
検査結果によっては妊娠継続か人工妊娠中絶かの選択をしなければならないこともあるため
特に検査前の遺伝カウンセリングはとても重要です。
・妊婦さん一人での受診も可能
パートナーは予めWebでNIPTにご理解頂きます。
・来院は一回だけも可能
・結果は検査後 2~5営業日
・NIPT検査前の超音波検査による胎児心拍チェック無料
・妊娠初期胎児ドックも同日、または後日受けられます(別途料金)
胎児ドックを行うのは、日本超音波医学会認定の超音波指導医または超音波専門医です。
胎児ドックでは東京都と埼玉県の超音波検査受診票(約5,000円の補助券)が使用できます。
神奈川県、千葉県の補助券が使える市町村があります。 使える市町村のリストはここをクリック
・NIPT陽性だった時の確定的検査無料
陽性だった時は、当クリニックで確定的検査(羊水検査)を無料で受けられます。
・クレジットカード払いができます。
妊娠初期胎児ドック
先天性疾患の内、NIPTで検出できるのは、わずか 17~18%だけです。
先天性疾患の大半は形態異常(奇形)ですが、NIPTでは全く分かりません。
形態異常(奇形)は、超音波診断装置を使って胎児を画像として見ることでチェックすることができます。
そのため、愛育クリニックではNIPTと同日(または後日)に、形態異常の有無をチェックする胎児ドックを
NIPTとセットで受けることをお勧めしています。
胎児が小さい妊娠初期でも、無頭蓋症、全前脳胞症、body stalk anomaly、不完全な内臓逆位(内臓錯位)
心臓逸脱症、肺無形成症、巨大膀胱、人魚体奇形、無心体、結合双胎など、NIPTでは分からない重篤な
異常の有無をチェックします。
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胎児の形態異常は、体のどの部分にも起こる可能性があり、その種類は無数といえるほどたくさんあります。
どのような形態異常があって、超音波でどう見えるのか?
そんな疑問に答えるため、重要な疾患を数多く集めて分類整理したものが、この「産科超音波診断」という本です。
(この本の詳細は、ここをクリック)
この本は、日本を代表する胎児超音波診断のエキスパートらによって執筆され、胎児超音波診断を行う多くの施設で活用されています。
この本を編集した医師も愛育クリニックの胎児ドック担当医の1人です。
愛育クリニック出生前診断科 |
胎児に異常が見つかった場合
愛育病院と連携するだけでなく、大学病院など異常の内容に応じて適切な施設をご紹介します。
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