妊娠週数は、

どうやって調べるの？

生まれる時には、大きい子、小さい子と、個人差がありますが、妊娠初期には、大きさに個人差がありません。

そこで、妊娠初期に胎児の大きさを測ると、妊娠週数を知ることができます。

測るのは、次の２つのどちらかです。

• 胎児の頭からお尻までの長さ（頭臀長：ＣＲＬと略します）
• 胎児の頭の横幅（児頭大横径：ＢＰＤ）

ＣＲＬ、ＢＰＤどちらを測るかは、胎児の大きさによります。

• ＣＲＬが４ｃｍ以下の時は、ＣＲＬを測ります。
• ＣＲＬが４ｃｍより大きくなった時は、ＢＰＤを測ります。

ＢＰＤが３．５ｃｍ以下くらいまでは、この方法で、妊娠週数をプラスマイナス１週間ほどの誤差で知ることができます。

もし、最後の生理から計算した妊娠週数と、胎児の大きさが、１週間以上合わない時は、超音波検査の結果に合わせて、妊娠週数を修正します（したがって、分娩予定日も修正されます）。

ＢＰＤが３．５ｃｍより大きい時期に入ると、大きい子、小さい子と、個人差が出てきて、胎児の大きさから妊娠週数を知ることができなくなります。